家庭用プールの消毒でミルトン代用する方法は?水は何日再利用できる?

家庭用プールの消毒でミルトン代用する方法は?水は何日再利用できる?
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もうすぐ梅雨明けとなり、晴れて暑くなってくるとそろそろ家庭用プールを出そうかなという気分になってきますよね。

コロナ禍でどこにも行けず、何日も家に閉じこもったきりではストレスが溜まってしまいますが、その点自宅でできる水遊びは子供たちにとってもいい運動になりますよね!

自宅でプール遊びをする時に知っておきたいのが、水の消毒方法です。

学校や公共のプールはしっかり消毒をしていますが、家庭で遊ぶ場合には薬剤の代わりに何を代用したらいいかわからないという人も多いんじゃないでしょうか。

噂では手軽にミルトンで代用できるそうなので、どうやって使うのか調べてみました。

また、一度貯めた水は、何日間くらい再利用できるのかな?というところも気になるところですよね。

ミルトンなら子供が赤ちゃんの時に使っていてまだ残ってるという方は再利用ができるので、ぜひ今年の夏は家庭用プールの消毒方法をしっかり学んで、たくさん遊び倒しましょう!

 

家庭用プールの消毒にミルトンを代用する方法は?

赤ちゃんのいるご家庭ではおなじみですが、ミルトンとは哺乳瓶を消毒する薬剤のことです。

成分は次亜塩素酸ナトリウムで、プールの消毒に使われるものと同じなんですね。

また、赤ちゃんグッズに使えるところからわかるように、用量を守って使えば安全に使用できます。

でも原液は塩素が濃いので、直接触ったり口に入れたりしないよう注意してください。

水で薄めて使いますが、希釈を変えればノロウイルスや新型コロナウイルスの対策にも使えるすぐれものなんです。

ちなみにウイルス対策の場合、よく触るものを拭いて消毒する為の希釈液は塩素濃度を0.05%にして使いますが、ミルトン25mlに対し水475mlを合わせるとこの濃度になります。

プールに使う場合の濃度は、次の項目で詳しく解説しますね。

 

家庭用プールでのミルトンの使い方

ミルトンは使うプールの水の量によって入れる量が変わってきます。

プールに適した残留塩素濃度は1リットルあたり0.4mgから1.0mgと定められていますので、安全のためにはしっかりこの数値を守るようにしてください。【参照:東京都福祉保健局「プールの安全・衛生の管理」】

プールを使う5~10分前にミルトンを入れて、残留塩素量が0.4~1.0ppmになるようにします。(1ppmとは1㎥の水に塩素が1gあることです)

水道水を使う場合は、多少の残留塩素が含まれていますのでチェックしてから使う量を計算します。

使用する薬剤の量の計算式は、以下の通りです。

水量(㎥)×残留塩素量(ppm)÷有効塩素含有量(割合)=使用量(g)

【引用:茨城県保健予防課健康危機管理対策室「保育施設における感染症対応マニュアル」】

少し難しいですが、残留塩素量は0.4~1.0を、有効塩素含有量は薬剤の塩素濃度が1%の場合は0.01を式に入れます。

水量は使いたいプールの大きさを測って計算してくださいね。

安全に使う為にはこの計算をきちんとすることが肝心なので、頑張って計算しましょう。

薬剤の量は、ミルトンのキャップで測ることができる量は1杯25mlですので目安にできますが、きっちり測る為には薬用の計量カップを使ってみてください。

自分の家で使う分量は、一度計算したら後はメモしておけばいいわね!

プールでミルトンを使うときに気をつけなきゃいけないことって何かしら?

ミルトンを含めて次亜塩素酸ナトリウムを使用する際にはいくつか注意点がありますので、まとめました。

使用する時には必ず確認してくださいね。

  • 水道水は残留塩素が含まれているので、ミルトンを入れる時にはチェックする。
  • 時間が経つにつれて有効濃度が下がるため、使用中も残留塩素濃度を計測する。
  • 殺菌力試験は通常気温20度で行われているので、使用する時の気温によって殺菌力は変化することに気を付ける。
  • 次亜塩素酸ナトリウムには金属を腐食させる作用がある為、ミルトンを入れた水にアクセサリーやメラミンはつけないようにする。
  • 酸性の洗浄剤などと混ざると塩素ガスが発生するので絶対に混ぜない。

プールで使う際には、残留塩素濃度のチェックをすることが大切なんですね。

特に最後の項目は危険ですので、残った水を掃除などに再利用する時などには注意してください。

パッケージをよく読んで、用量や濃度は必ず守って安全に使用しましょう。

 

ミルトン以外の消毒方法

プールの消毒にはミルトンしか使えないのかというと、もちろんそうではありません。

ミルトンと同じく哺乳瓶の消毒に使われるミルクポンも同じ塩素濃度です。

また、プール専用の次亜塩素酸水用粉末が売られていますので、もしミルトンをお持ちでない場合はそちらを使用することもできます。

面倒な計量をしないで使えるタブレットタイプと、細かい調整が可能な顆粒タイプがありますので、使いやすい方を選んでくださいね。

 

除菌剤 ジアテクターP 次亜塩素酸 顆粒120g

家庭用プールはもちろん、塩素濃度を調整することで、除菌・殺菌用にさまざまな部分で使用できます。

プールの大きさの目安も書いてあるので、塩素濃度を測りながら使用目安を決めることができますね。

 

家庭用プールミルトンで消毒した水は何日再利用できる?

公共のプールやお風呂に行った時に、床のぬめりが気になったことはありませんか?

川や磯遊びの時にも、岩に藻がついていて滑ってしまったことがあるかもしれません。

水があるところにはすぐ雑菌や藻が繁殖して、どうしてもぬるぬるしてきてしまうんです。

また、プールの水は遊んでいるうちに汗や皮脂汚れが入ってしまいます。

家庭用プールは水の量も少ないため、少しの汚れでも割合が高くなってしまうんですね。

プールにぬめりがついちゃうと、なかなか取れないのよね…

わかる~!うっかり放置してたら後で掃除が大変だったわ

水を変えずにそのままずっと使い続けると水が濁ってきたりプールにぬめりがついたりして不衛生になってしまいます。

塩素で消毒していても、残念ながらすべての汚れを防ぐことはできません。

その為、ミルトンで消毒した水であっても、使用頻度にもよりますが2日間くらいで水を交換した方がいいのです。

特にきょうだいや友達などと複数人で遊ぶ場合は、感染症の心配もありますからできるだけ新しい水を使うようにしましょう。

 

プールの塩素濃度をチェック!

ミルトンで作った消毒液を哺乳瓶の消毒に使う場合は、作ってから24時間は使用することができます。

ですがプールの場合は、屋外で日光にあたったり人が入ることで汚れと塩素が結びついて分解され、塩素濃度がどんどん下がっていきますので、必要に応じてミルトンを追加してください。

どれだけ濃度がさがったのか、残留塩素濃度を測るには測定器や試験紙があると便利です。

 

かんたん塩素チェッカー 50試薬入り

水道水には元々塩素が少量含まれていますので、それを調べることにも利用できます。

残留塩素のチェックは小学生の自由研究でも使えますから、プール遊びのついでに夏休みの宿題もできたら一石二鳥ですね♪

 

まとめ

家庭用プールでの消毒方法について、ミルトンで代用できるのか調べてお伝えしてきましたが、おわかりいただけましたか?

自宅で水遊びすると水道代が心配という方も、何日くらい再利用できるのか知っていれば思う存分遊ばせることができますよね。

わざわざプール用の薬剤を買わなくても、余ったミルトンを代用して再利用することができればお財布にも優しいです♪

このご時世ですから、何日も家にこもりきりで子供が遊びに行けずイライラしてどうしようと悩むご家庭も多いと思います。

そんな時にはこの記事を参考にしっかり消毒方法を勉強して、家庭用プールで安心して遊んでくださいね!

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